取っておきたい資格⑤TOEIC® Program

2018年3月25日(日)

 昨今では言わずと知れたTOEICは国際コミュニケーション英語能力テスト(Test of English for International Communication)の略で、一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が実施する民間資格試験です。
テスト結果は合格・不合格ではなくスコアで表示され、知識・教養としての英語ではなく、オフィスや日常生活における英語によるコミュニケーション能力を幅広く測定します。世界で約160カ国で実施されています。
TOEICのスコアについて、明確な基準を定めているホテルは多くありません。しかし、業務上外国人のお客さまが多数宿泊するホテルに勤務するホテルマンはネイティブスピーカーの会話を聞き取る英語力を求められる場面が多々あります。
ホテル用語は、ネイティブが使う熟語が少なくありません。日本語で表現するとき、どのような言葉を当てはめるべきかわからないこともあるでしょう。
ホテル業界では良く使う言葉でも、場合によっては英語辞典に掲載されていないこともあるため、勉強を積み重ねることが必要です。
2020年には東京オリンピックを控える首都圏はもちろん、外国人観光客の増加で地方の観光地にも英語対応できる英語力を身に着けておくと良いでしょう。
 
 
試験内容
 
◆TOEICは、目的や測定したいスキルに応じて、2つのテストブランド・5つのテストで構成されています。
 
■TOEIC Test
 
【TOEIC Listening & Reading Test】
Listening(聞く)・Reading(読む)という2つの英語力を測定します。
リスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間で200問に答えるマークシート方式の一斉客観テストです。出題形式は毎回同じで、解答はすべて問題用紙とは別の解答用紙に記入します。テストは英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はありません。
 
【TOEIC Speaking & Writing Tests】
 Speaking(話す)・Writing(書く)という2つの英語力を測定します。
11問・約20分、TOEIC Writing Testは8問・約60分で、試験会場にてパソコンを使用して受験するテストです。
 
【TOEIC Speaking Test】
約20分間でスピーキング能力を正確に測定します。
11問・約20分で、試験会場にてパソコンを使用して受験するテストです。
 
【TOEIC Writing Test】
8問・約60分で、試験会場にてパソコンを使用して受験するテストです。
※団体受験の場合のみ、受験が可能です。
 

■TOEIC Bridge Test

 初・中級者レベルのListening(聞く)・Reading(読む)という2つの英語力を測定します。
リスニング(約25分間・50問)、リーディング(35分間・50問)、合計約1時間で100問に答えるマークシート方式の一斉客観テストです。テストは英文のみで構成されており、和文英訳・英文和訳といった設問はありません。解答方法の指示も英文のみです。出題形式は毎回同じで、解答はすべて問題用紙とは別の解答用紙にマークシート(正しいと思われる解答番号を選択して黒く塗りつぶす)方式で記入します。
 
 
合格基準
 
テスト結果は合格・不合格ではなくスコアで表示されます。
 
 
受験料
 
【TOEIC L&R Tests】 5,725円 (税込)
※「インターネット申し込み」「コンビニ端末申し込み」をご利用いただけます。
 
【TOEIC S&W Tests】 10,260円(税込)
※「インターネット申し込み」のみのお取り扱いです。
※申込締切後、空席がある場合に限り、締切日の翌営業日より期間限定で追加申込を承ります。受験料は12,960円(税込)です。
 
【TOEIC Speaking Test】 6,804円(税込)
※「インターネット申し込み」のみのお取り扱いです。
※申込締切後、空席がある場合に限り、締切日の翌営業日より期間限定で追加申込を承ります。受験料は6,804円(税込)です。
 
【TOEIC Bridge Test】 4,320円(税込)
※「インターネット申し込み」のみのお取り扱いです。
 
 
受験地
北海道、東北地方、関東地方、北陸・甲信地方、東海地方、近畿地方、四国地方、中国地方、九州・沖縄地方
 
日程
公式HPをご覧ください。
http://www.iibc-global.org/toeic.html